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【総評】 イエスタデイをうたって

該当作品放送期間話数
▶ イエスタデイをうたって'20年4-6月全12話

▼ 概要

『イエスタデイをうたって』は、冬目景による日本の漫画。『ビジネスジャンプ』にて1998年から不定期連載され、同誌休刊後『グランドジャンプ』に移籍し2015年まで連載された。単行本は全11巻、累計発行部数は140万部を突破している。

▼ あらすじ

大学を卒業したものの職に就くことなく、フリーターとして特に目標もないまま過ごしているリクオ。そんなある日、カラスを連れた黒ずくめの少女・ハルが現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつての想い人・榀子が東京に戻ってきたことを知る。
(wikipediaより引用)
▼ 感想

49%後ろ向きで、51%前向きで…


90年代が舞台の、緩やかで叙情的なボーイミーツガール。想い続ける事の素敵さと哀愁が丁寧に描かれています。原作既読、漫画史上最も清純な恋愛作品だと個人的に思っています。
アニメの出来も素晴らしく、淡い青春模様だとか、モラトリアムな雰囲気だとか、あの年代特有の空気感だとかがキチンと表現されていて、製作スタッフの原作愛を感じ取れます。GJ!
アニメ版は割とスッキリした展開で幕を閉じました。けれど、不満はありません。気になる方は原作も是非。



愛とはなんぞや?
本作を視ると否応なしに恋愛観というものについて考えさせられますね。
SNS等を覗くと「じれったい」「面倒臭い」「イライラする」という感想が多い。49%後ろ向きな人間臭いラブストーリーですからね、ある程度仕方がない。原作は更にじれったいんだけどなぁ…(笑)

携帯電話も無い時代。人と人との距離感も違いました。連絡を取ったりインターネットに触れる機会が少ない分、人の気持ちが変わりにくい環境だったのかも、なんて、少し考え過ぎかも知れませんが。
誰しもが奥手になりがちで、結果に結びつくのが遅い分過程が大事で、胸の奥が締め付けられる時間が長い各々の青春。私なんかはむしろ、こんな恋愛をもう一度出来るならしてみたいけどなぁ。



主人公の陸生(CV:小林親弘さん)の演技が◎。感情がありありと伝わるモノローグ等は鳥肌モノでした。
ハルも好きです。こんな少女が傍に居てくれたらどんなに救われることか。
一番好きなのは榀子かな。故人を想い続ける彼女の心は本作のテーマそのものです。迷い歩めずにいる彼女の行動原理はとても人間らしく合点がいく。第6話までのED曲「籠の中に鳥」は榀子の心の内を描いたものですね。いや…本当に見事。一生聴き続けると思う。

古い作品ですが、アニメ化してくれて本当に嬉しい。
只々、感謝。

脚本演出作画人物音楽構成
887877

満足度ランク【A】!!
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