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【総評】 アルテ

該当作品放送期間話数
▶ アルテ'20年4-6月全12話

▼ 概要

『アルテ』は大久保圭による日本の漫画。大久保の初連載作品であり、『月刊コミックゼノン』にて連載。アニメ版はSeven Arcsが制作。

▼ あらすじ

舞台は16世紀初頭イタリア・フィレンツェ。絵画や彫刻などの芸術が盛んなルネサンス発祥の地。そんな活気ある華やかなる時代に、貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中となった。しかし女性がひとりで生きていくことに理解がない時代、好きなことをまともにすることも許されなかった。結婚してまともな生活をしてほしいと願う母親に反発し、アルテは画家になるべく工房への弟子入りを志願する。同じ後悔なら自分の望むことをして後悔したい― 時代の流れに抗って、画家になる道を選んだ少女・アルテの物語が始まる。

▼ 感想

16世紀、箱入りお嬢様の画家修業。


男尊女卑の考えが根深かったルネサンス期のイタリアで、画家を志す元貴族アルテの物語。
展開自体は至ってシンプルと言いますか、風通しの良い作品です。時代に左右されず、ただひたむきに邁進する主人公・アルテの姿がとても前向きで眩しい、そんな真っ直ぐなお話。それも、「朝ドラの様だ」とか「世界名作劇場みたい」と称される程に(笑)。あ、これは誉め言葉として、ですね。
アルテが成長していく過程で、様々な気付きを得る訳ですが、その内容が実に考えさせられる&爽快感があります。原作も既読ですが、これを何度も繰り返せる点が本作の魅力だと思います。



アルテの成長と、当時の時代性を主に描いていますね。
絵画の技術的な描写やうんちく等はほとんど語られません。

舞台はフィレンツェ、あとヴェネツィア。
良いですね~。皆大好き美しい国イタリア!



アニメではダーチャの話が丸々カット。
最終話も完全にオリジナルでした。親しい友人たちに助けられて天井画を描き、レオさんにも母親にも認められる、という具合。丸くまとまり過ぎていて、原作の販売促進に繋がるのか逆に心配w
漫画おすすめです。(`・ω・´)b

脚本演出作画人物音楽構成
854655

満足度ランク【A】!!
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