
フラクタル第1&2話の感想ですー
第1話の感想があまりにぶっきら感想だったので、改めて第1話分も書かせて頂きますー。
本作は山本寛×岡田麿里×東浩紀のオリジナルアニメであり、
ヤマカンが「この作品が失敗したら引退する」と発言したことも拍車を掛け、とにかく話題な作品ですね。

フラクタルシステムの恩恵による究極の個人主義的生活を送る人々。
両親のドッペルと共に暮らす主人公クレイン。不思議な世界観だ。

背景美術が美しすぎる!!キャラの表情や動作も負けていません。
近未来設定なのにやたらとノスタルジアを感じます。
こういった質の高い構図はどこかジブリを彷彿とさせますねww
ヤマカン含め、制作陣のアニメーションに対する愛を感じます。
■第1話 「出会い」
序盤で印象的だったのがクレインのこの言葉、
『誰かと触れ合わなくても、大抵上手くやっていける。
ちょっと退屈ではあるけど、これ以上の何かがあるとも思えない』
そこに謎の飛行船に追われるシスター姿のフリュネが...

傷を手当し追手から逃れるも、気が付けばそこにフリュネの姿は無い。
『勝手に現れて、勝手に消える。いつも自分の好き勝手。
今の世界ではみんなそう。でもどうしてこんなに腹が立つんだろう』
すると突然、フリュネの残したブローチが光を放ち・・・
「どぉおおーーーーーーんっ!」
■第2話 「ネッサ」
ブローチから現れたのは女の子のドッペル"ネッサ"。
しかし普通のドッペルとは違い、体に触れることが出来る。
「あたま、なでなでしてみる?ご遠慮なさらずぅ」

ネッサに振り回されるクレイン。
独りで映像を見ている男性に向かって、
「ねえ、それって誰かになでなでされるより嬉しくなるもの?」
と言い放つシーンはとても強烈でしたね。
ネッサはドッペルでありながら"触れ合い"の大事さを知っていて、
彼女は常に笑顔ですが、心の内では強く悲憤慷慨しているようです。
その後も彼女は色々と騒ぎを起こしてしまいます。
『こんなに誰かに引っ掻き回されたのは、初めてだ』
クレインも個人主義的生活を送る人々の一員であり、ネッサに振り回される事は彼にとってイレギュラーな事態なのでしょう。次第にクレインは…、
『なんだろう…。ネッサの笑顔が…。怖い…!!』
すると突然クレインはネッサに触れられなくなり、セキュリティにネッサを預けてしまいます。

フリュネもネッサもいなくなり、親からは一緒に暮らすことを拒否され、
クレインは寂しさのあまり走りだします。
「いやだ…。独りは…いやだ…」
クレインは人との触れ合いの大事さを改めて思い知らされたようです。
それを察知したかのようなタイミングでネッサが戻ってきます。
「クレイン、あったかーい」「それはこっちのセリフ」
面白いなフラクタル
感想を書いてみて改めてイイハナシダナー(;∀;`)と思いました。
流れるようなシーンの移り変わりがまたいいですね。
理解しやすい作風だし、実は深い。見ごたえがあります。
それはともかくエンリちゃん可愛いぃいい!!!

そばかすっ娘が大好きな俺歓喜!!!!!!!!!
次回はエンリちゃん回だといいなあ(^ω^ )
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