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【総評】 ガッチャマン クラウズ

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 ≪下記の作品を評価対象に含めます≫    放送開始:2013年07月
◆ガッチャマン クラウズ(第1期)  ◆ガッチャマン クラウズ インサイト(第2期)
---{▼概要}-------
『ガッチャマン クラウズ』は、タツノコプロ制作のテレビアニメ。『ガッチャマン』シリーズとしては33年ぶりの新作となり、本作は旧作をリブート(再起動)したとも言われる。第1期(12話)・第2期(12話)の全24話。
---{▼あらすじ}-------
異星人犯罪者を秘密裏に駆除する特殊部隊・ガッチャマン。その存在はフィクションとして、市民からは実在を否定されていた。
2015年初夏。日常に物足りなさを感じていた女子高生、一ノ瀬はじめは、突如目の前に現れたJ・J・ロビンソンより謎の手帳『NOTE』を授かり、フィクションであるはずの戦士・ガッチャマンとなる使命を受ける。
(wikipediaより)
---{▼感想 (第1期)}-------
今の時代そのものを映した新章ガッチャマン!
ガッチャマン要素ほぼ無いんすねー!でも面白かったっすよー!マジっす!・・・といった口調の主人公・一ノ瀬はじめの魅力が◎。おバカな様で、大切な事はしっかり解っている。そんな感じの彼女を見るだけでも十分価値のある作品だ。もっと増えればいいのにこんなヒーロー(ヒロイン)。
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内容に触れていきます。本作は完全に”現代に合わせたヒーローもの”ということになるでしょう。描いているのは、架空のSNS「GALAX」による情報過多による混乱、そして力を合わせることの強さ。
SNSの形態といい、話題や発言(真新しいネットスラング)といい、これは現代的という以上に非常にタイムリーな題材であると言えます。今見るから価値(メッセージ)がある。そんな作品でした。テーマが良かっただけに、収拾がつかなくなってしまった点が残念。しかーーし!第2期が制作決定しております!うつうつしてる場合じゃねぇ!
(第1期)満足度ランク【BB】

追記:第1期最終話のBパートに本来入る分の話は、制作が間に合わず放送で抜けてしまったようです。だから半端に感じたのか・・・(’A‘)尚、円盤特典では補完されているみたいです。内容は・・・はじめがカッツェにキスして体内に取り込むシーンだそうな。

---{▼感想 (第2期)}-------
第1期の逆を突く!波乱の第2期。
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第1期で提示した”力を合わせることの強さ”の反論とも取れる第2期は”思考の統一化の恐怖”を描いていました。民主主義とはなんぞや、流されやすい日本人どうなのよ、と色々考えさせられた。ここまで現実の社会にも通じるであろう本質をズバッと言ってくれるのはスッキリしますね。若者が政治について興味を持つきっかけになるような、身になるアニメですよ!

第2期は不安を駆り立てる描写が多く、恐ろしくスリリングで先が気になって毎週最高でした。空気に流されず、ゆっくり深く考えることが大切・・・この作品なりの”答え”に辿り着けた点も評価したいです。
まさに「ヒーローってなんスかね♪なんなんスかね♪なんスかね♪」ですね。はじめちゃんは色々と達観しすぎて怖いくらいでした(笑)

1期・2期通して象徴される内発性の向上。1期の段階では「(・・・やたら意識高い作品だなあww)」と心の中で思っていましたが、最終的に現実主義なまとめ方で個人的には気に入っています。やはりメッセージ性の濃い作品でしたね。

演出面で見ると、少々盛り上がりに欠ける。一番してほしくなかった点は、キャラクターに解説やテーマを代弁させていた事だ。それこそ視聴者に考えさせなければいけない部分だと私は思うんだけどなぁ。ちょっとだけ興醒めだったかな、ちょっとだけね。

見る意義のあるアニメ。素晴らしかったです。
(第2期)満足度ランク【A】

--▼【総評*1行表】----
脚本演出作画人物音楽構成
845776
(総合)満足度ランク【A】!!
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